このブログでは、アラフォーでセミリタイア(サイドFIRE)した私が、どのように資産形成をしたのか?を中心に、お金の心配をせずゆるくふんわり生きていく方法を発信しています。
自分の強みから見つけるオンライン講座のテーマの決め方
- Udemy講師に興味がある方、なりたい方
- 講座を作ってみたいけれど、特に資格もなく何をすればいいのかわからない方
- 講座制作のとっかかりが欲しい方
- 興味はあるけれど、どこから手をつければいいのかわからない方
このサイトでは、初心者講師がUdemyの講座を開講できるまでをステップで解説しています。今日は3つめのステップ「自分の強みから見つける、オンライン講座テーマの決め方」です。
私は、2019年からUdemyでオンライン講座を開講しており、合計で8つの講座を開講しています。2024年現在、ベストセラー講師の1人で、12000人以上の方に受講していただいています。
私のUdemyの講師としての実績を確認したい方はこちら。
まずはふんわり、オンライン講座のテーマを検討してみましょう。
他の講師が、どのような講座を開講しているのか、リサーチしてみましょう。
張り切っていきなり台本を書きたくなりますが、待って待って。
講座のテーマや内容を、具体的に検討し始める前に、まずは他の講師がどのような講座を開講しているのか?を握をしていきましょう。
他の講師の講座を事前に把握しておくことで
- 「どんな講座に人気があるのか?」というざっくりとした全体感
- なぜこの講座は、人気があるんだろう?という分析
- この講師のどんなところが、いいのかな?
- 講座の進め方、内容、分量、口調、資料の見やすさ
など、自分の講座作りの参考になる部分がたくさんありますよ。
まだUdemyの会員になっていない方は、こちらから会員登録して、まずは気になる講座を1つ買ってみましょう♪
こんな視点で他の講座をリサーチしてみましょう。
具体的には、このような観点でチェックしていきます。
メモを書いていくと
- ぼんやりと自分が考えている方向性 と
- 受講生のニーズ が見えてきます。
この「講座の方向性」と「受講生のニーズ」の2つに乖離があると、受講者が増えなかったり、満足度が低く低評価をつけられてしまったりするので、ここはしっかりと時間をとっていい部分です。
他の講師のUdemyのオンライン講座に関する、リサーチポイント
- そもそも、どんなジャンルの講座が多いのか?
- 自分の得意なジャンルの講座は、どのようなものがあるか?
- どのような講座が、ベストセラーになっているのか?
- 自分の得意ジャンルのベストセラー講座はあるか?
- 講座をいくつか視聴してみて、受講生としてどう感じるか?
(各講座にはプロモビデオとサンプル動画があり、それは無料です。) - 自分が得意なジャンルで、他の人が講座を開講していない内容は何かないか?
- レビューを読んでみて、どんな属性の人が受講しているか?(批判的な内容は、自分の時に参考になるのでメモしておきましょう。)
どんなに立派な講座でも、ニーズがなければ誰にも受講されません。
どんなに立派なオンライン講座を作り上げても、全く需要がないところに訴えかけていては、受講してもらうことはできません。
細かい内容は順番に詰めていけばいいです。
私はリサーチをこうやりました!
私は、リサーチ中に気づいたことをなんでもとりあえず全部、エクセルに書き出してみました。(書き出すのは、紙でもデジタルでも構わないです。)
講座のテーマなど、大きなものから、この講師の服は柄が大きくて、講座自体に集中できない、とか、手振りが大きすぎて落ち着きがなく見える、とかまで。
自分と全く関係なさそうな講座もチェックしてみることも、オススメします。
実は別ジャンルの講座から、ヒントをもらえたりすることも多いんです。
たとえば、
- スライドの色合い
- フォント、文字の大きさ
- 話し口調
- 講座の分量
- お得感など
他ジャンルの講座からも学べることはたくさんあります。
アイデアをできるだけ多く、書き出してみましょう。
講座の方向性や内容を絞っていくために、まずはできるだけ多くのアイデアを書き出してみることが大切です。
自分の特徴や長所を、棚卸ししてみましょう。
色々なアイデアを書き出してみます。
どんな小さなことでも、今後のヒントになる場合があるので、なんでも書き出してみましょう。
もしも、自分の強みや得意なことがわからない、得意なことなんて何もない!という方は、下記のような観点で考えてみましょう。
- ご自身の経験や経歴を振り返りましょう。自分の得意なことで、多くの人に伝えたいこと、知ってもらいたいことはなんですか?
- 昔、苦手だったことや克服したこと、知識がなくて恥ずかしかった経験、もっと早くにこんなことをしていたら良かったなーと思うことは、何かありますか?
- 他人から喜ばれた経験、感謝された経験で、あなたが覚えているのはどんなことですか?
まずはメモ書きで結構ですので、関連するワードをどんどん書いてみましょう。
いきなり書き出すことが難しい場合は、頭の中を整理するために、マインドマップを使うのもよいと思います。
マインドマップとは、頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくする方法です。MindMeisterなどのアプリはとても便利で、これらを使うことで、自分のアイデアを整理しやすくなります。
具体的に例を挙げて、講座のテーマを検討していきましょう。
例1)普段は、対面のヨガクラスの講師をしているAさん
とにかく思いついたことを全部書き出してみます。
経験や経歴の振り返り、得意なことの振り返り
- スポーツジムのヨガクラスで対面レッスン。
- ヨガインストラクターの講師資格保有。
- ヨガインストラクター歴15年。
- 普段の客層は主婦層、50~60代。
- 長期間、通ってくれている生徒さんが多い。
- もっと若い人にもヨガの楽しさを知ってもらいたい。
- 男性の生徒さんが少ないので、男性にももっと親しんでもらいたい。
- ヨガを日常の一部としてもっと多くの人に取り入れてほしい。
- 昔は、声が小さくて聞き取りづらいと言われたことがある。
- ポーズについて細かく説明していたら、受講者から細かすぎるとクレームをもらったことがある。
- 最近は声が優しくゆったりとした雰囲気がいいと言われ、嬉しい。
- ポーズの説明やポイントが簡潔でわかりやすいと言われ、嬉しい。
- 講師を15年やってきて人前で話すことには慣れている。
- 自分自身も昔は、ひどい肩こりがあり、眠りも浅くいつもイライラしがちだったがひどかったが、ヨガをはじめてから改善。
- 腰痛が改善した、よく眠れるようになったなどの感想をもらうことが多く嬉しい。
- ひとりひとりの身体の悩みを聞きながら、それにあったプログラムを組むことが得意。
- いつも笑顔だねと褒められることが多い。
- 普段から食事にも気をつけていて料理が好き。
- 写真を撮ることが得意で、カメラにハマっている。
- 写真だけでなく動画撮影などもやってみたい。
- 最近は、最近アロマテラピーに興味があり、アロマ関連の資格取得。
- アロマ×ヨガで何かできないかと思案中。
- ここでは誌面の都合上、20項目出してみました。みなさんは、思い付いた事柄は全て書き出しましょう。一見、関係なさそうな事柄でも、思わぬアイデアが生まれることがあります。
もう少し、情報を整理していきましょう。
- ヨガインストラクターの講師資格を保有
- インストラクター歴15年
これらは、Aさんの権威性を示すための大事な要素になります。
得意な写真撮影の知識は、講座動画の制作に活かすことができそうですね。
アロマテラピーの知識も、ヨガとの掛け算で何かできるかもしれません。ご自身の身体の不調のご経験もあるため、悩みがある方にも寄り添った講座を作れそうです。
声が優しくて、それぞれのポーズの説明もわかりやすいと普段のレッスンで評判とのことですので、リラックスできるヨガ講座もよさそうです。
もう少し若い層にもヨガを楽しんでもらいたい、男性の生徒さんも増えるといいなというご希望をお持ちなので、そういった層が受講しているような講座をリサーチしてみるのも良いですね。
その年代の方が好む講座の雰囲気をキャッチすることで、より親しんでもらえるような講座づくりができそうです。
例2) 普段は、自宅でネイルサロンをやっているBさん
自分の経験を整理するためにマインドマップを使ってみます。
講座に関係なく、今はまず「自宅ネイリスト」という自分の職業から考えられる「キーワード」をどんどん書いていきます。
ある程度書き出しマップを眺めてみると、Bさんは
- ネイル初心者向けの内容
- 自宅サロンの運営に関する内容
について、たくさん書き出すことができました。
ネイル初心者の方に、「ネイルを楽しむコツやトラブルの回避方法などを知ってもらいたい」という気持ちと
自分自身が自宅ネイルサロンを運営してきた経験やノウハウなどを多くの人にシェアし、「ネイル業界をもっと盛り上げたい」という自分の気持ちにも気づきました。
自分の強みから見つけるオンライン講座のテーマの決め方
オンライン講座を作るなら、自分が得意で好きなことで勝負した方がいいです。
自分自身の特徴や長所をたくさん書き出したことで、自分の得意なことや、多くの人に伝えたいことが少し整理できてきたかと思います。
まず、細かく考えすぎないことが大切です。
次の記事では、受講者の悩みを解決できるような講座のテーマをさらに絞っていきます。
4番目のステップ、ここが重要!オンライン講座テーマを見極める方法に進みましょう!