このブログでは、アラフォーでセミリタイア(サイドFIRE)した私が、どのように資産形成をしたのか?を中心に、お金の心配をせずゆるくふんわり生きていく方法を発信しています。
- Udemy講師に興味がある方、なりたい方
- 講座を制作するときに気を付けることを知りたい方
- ベストセラー講座になる秘訣を知りたい方
なお、他のプラットフォームではなく、Udemyをオススメする理由を知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
Udemyのオンライン講座を制作する時に、気を付けること
このサイトでは、初心者講師がUdemyの講座を開講できるまでをステップで解説しています。今日は9つめのステップ「オンライン講座のデータを制作する時に、気を付けること」です。
私は、2019年からUdemyでオンライン講座を開講しており、合計で8つの講座を開講しています。2024年現在、ベストセラー講師の1人で、12000人以上の方に受講していただいています。
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ナレーション収録時に気をつけること
1. マイクスタンドを使いましょう。
録音時の雑音をできるだけ防ぐため、マイクスタンドでマイクを固定した状態で録音しましょう。
マイクスタンドにはいくつか種類があります。
マイク購入時に専用のマイクスタンドが付属されている場合もあります。
おすすめのマイクスタンドは以下の通りです。
アームが途中でくの字のように曲がり、角度を変えられるものをブームスタンドと呼びます。
K&MはCLASSIC PROに比べると価格が高いですが、作りもしっかりしていて安心です。CLASSIC PROはK&Mに比べると軽い感じもありますが、普通に使う分には問題ありませんし、実際に私も使っていますが、すぐに壊れたりということはありません。
他にもスタンドの種類はありますが、最初の1本であれば標準ブームスタンドが良いと思います。
座って収録する場合と立って収録する場合によって、おすすめのマイクスタンドは異なります。
また、ピンマイクを使用する場合はマイクスタンドは必要ありませんが、衣擦れの音が入ったりしないよう、気をつけましょう。
Audio technicaとK&Mのマイクスタンドは、とて重厚感があり、マイクをしっかりと支えてくれる安心感があります。
サイズは小さいので、身体のそばまでマイクスタンドを持ってきても圧迫感はありません。ブームスタンドと比べ、こちらの卓上マイクスタンドは高さのみ調整可能です。
同じような商品で安価な商品だと、CLASSIC PROも候補になるでしょう。
2. ポップガードを使いましょう。
ポップガードという名前を聞いたことがない方も多いと思いますが、歌手がレコーディングする時にマイクと歌手の間にある、丸い板のようなものです。
バ行やハ行など、口から息が多く出る発音をする際に出る風の音やリップノイズ(発音時に口からどうしても出てしまうピチャピチャとした不快な音)が、マイクに入ってしまうのを防ぐための器具です。
マイク本体やマイクスタンドに取り付けて使用します。金属製のものとストッキングのような伸縮性のある生地のものがあります。
多くのポップガードはネジで固定するタイプのもので、K&Mのポップガードはネジ固定タイプです。
ネジ固定タイプはしっかりととまるので、安定感はありますが、取り付けに少し手間がかかります。
逆にキクタニのポップブロッカーはクリップで挟む形ですので、取り付けがとても簡単で重宝します。
ただ、マイクスタンドが細いものだとグラグラしてしまいます。グラグラする場合は、薄いハンカチなどを挟んで調整しています。
さらに安い価格帯のポップガードを検討するなら、CLASSIC PROもよいです。
3. リップノイズに注意しましょう。
リップノイズはイヤフォンなどで聞いていると、とても不快に感じるため、細心の注意を払いましょう。
リップノイズは収録時に水分補給をしっかりすることで、ある程度、防ぐことができます。
また緊張していると口が乾きやすいので、事前に何度も練習して台本に慣れておくことも大切です。しかし、話し方や口腔内の状態によっては、どうしても避けられないノイズでもあります。
どうしてもリップノイズの除去が難しい場合は、音声編集ソフトにてノイズを除去することも検討するとよいでしょう。
RX11のようなソフトウェアを使うためには、ある程度の専門的な知識が必要です。
また、パソコンもある程度のスペックも必要になるため、今は頭の片隅にこういうものがあるんだな、と思う程度で十分です。
慣れてきたらこういったものも活用し、より高クオリティを目指していきましょう。
4. 反響を抑えた部屋で、録音しましょう。
部屋の反響をできるだけ抑えることが、聞き取りやすい声を録音するポイントの1つです。
また、ベッド、カーテン、カーペットなど布製のものが多くある部屋だと、さらによいです。
布は吸音性に優れているため、反響を抑えることができます。その他マットレスを立てかけたりすることでも、反響を軽減できます。
窓がある場合は、必ずカーテンを閉め、フローリングにはカーペットを敷くなど工夫することで、手軽に録音に適した部屋を作ることができます。
私はフローリングの部屋に住んでいますが、宅録(部屋で録音)する場合は、マットレスや毛布、ヨガマットやバスタオルなどを総動員して収録しています。
クローゼットは録音に向いているように見えますが、一般的なクローゼットの場合は壁が近すぎて短い反響音が強く、混ざりやすいため、適していません。
5. 生活音に気をつけて録音しましょう。
冷蔵庫などの電化製品の音や換気扇、車や飛行機などの交通騒音は、録音の妨げになります。
換気扇など一時的に切れるものは切り、その他は交通量の少ない時間帯に収録するなど、工夫するとよいでしょう。
部屋の反響をできるだけ抑える工夫と合わせ技にすることで、お金をかけなくてもよりよい音で収録できます。
6. 台本をしっかり読み込み、準備しましょう。
しかし、あまりにも大量だと、編集作業の手間が増えてしまいます。
事前に台本をしっかり練習し、できるだけ暗記した上で収録に臨みましょう。言い間違いを極力減らすようにしてから収録すると、後の音声編集作業が格段に楽です。
7. 聞き取りやすい声を目指しましょう。
誰もが聞き取りやすい声でナレーションを収録するためには、声自体を鍛えていくことも大切です。
特に滑舌が悪いと、受講生も解説が聞き取りづらく、理解度の低下につながります。
必要に応じて声のトレーニングも取り入れていきましょう。
8. テスト動画で審査を受けましょう。
(Udemyの講師用アカウントを作成後に可能。)
講座全体を作り込んだ後に「音声が不明瞭」など、修正点がわかると、最悪の場合、全ての作り直しが必要になります。
そういったケースを防ぐために、できるだけ早い段階で講師登録、テスト動画を提出し、音質や映像に問題がないかを確認しておきましょう。
[まとめ]Udemyのオンライン講座を制作する時に、気を付けること
- マイクスタンドを使いましょう。
- ポップガードを使いましょう。
- リップノイズに注意しましょう。
- 反響をできるだけ抑えた部屋で、録音しましょう。
- 生活音ができるだけ聞こえない時間帯に録音しましょう。
- なるべく間違えないように、台本をしっかり読み込み、準備しましょう。
- 誰もが聞き取りやすい声を目指しましょう。
- 早い段階でテスト動画を提出しフィードバックを受けましょう。
いかがでしたか?
次はステップ10「オンライン講座の作り込み、大変だけれどあと少し!」です。